整体とマッサージの違い

今現在数多くの整体院やマッサージ店が存在しています。その中で整体とマッサージの違いは何なのか？

整体の効果・目的

身体の不調、痛みやしびれなどを改善するために、骨の歪みや固くなってしまっている筋肉のコリを解し身体を治療する場所になります。

・痛みの改善（腰、肩、頭、足など）
・肩、首コリの改善
・姿勢の改善（猫背、ストレートネック、反り腰など）
・疲労回復
・冷え性の改善
・下半身太りの解消
・むくみの解消
・ストレスの軽減

などと期待できる効果は多く挙げられます。

骨の歪みと筋肉の固さ、コリを改善することで血流の促進や、関節の可動域も拡大もupするので身体の柔軟性向上にも繋がります。

マッサージの効果・目的

リラクゼーション（癒し）を目的に固くなってしまっている筋肉を解したり、血流やリンパの流れを改善し、身体を楽にするための場所になります。

皮膚に直接触れて、さする、揉む、圧迫するなどの刺激を加える主技が中心的になります。

日本では厚生労働省が認可している「あん摩マッサージ指圧師」という資格があります。専門の教育カリキュラムや養成校を経て、国家試験に合格した者が取得できる資格です。

しかし、現在の日本に存在するマッサージ店では、「セラピスト」という形で、あん摩マッサージ指圧師などの国家資格がなくても、リラクゼーションを提供できる形になっています。

整体とマッサージの違い

目的は近いものがありますが、骨や関節の歪みまで整えられるところが整体の施術可能な領域になります。

人間の身体の骨の数は206個あります。
固くなってしまっている筋肉をいくら解すことができたとしても、それだけ多くの骨や関節がズレたまま歪んでいては、筋肉は元々の悪い状態にすぐに戻ってしまいます。筋肉は骨に付着したり関節を跨いで走行する筋肉がほとんどなので骨や関節まで検査、治療していくことが根本治療には必要になってきます。